まちづくりに携わることがしたい 歩ける距離に賑わいを

講師 清都勢憲さん受講して

城端・氷見線のLRT化を通じて、ウェルビーイングなまちづくりを考えてみよう

お店って人が集まれる場所を提供すること

城端・氷見線のLRT化を通じて、ウェルビーイングなまちづくりを考えてみよう 受講して

富山朝活 2022年5月14日(土) 8:00~9:00 講師 清都勢憲さん

会社員だった 清都 は地元富山に戻り、町を元気にする活動に参加したいと取り組みに参加。昔は沢山あった「〇〇屋さん」が衰退する中でも、ご自身は「ジェラート屋」さんを経営しています。

ジェラート屋さんを選んだきっかけは、週末のドイツの光景を見て。ドイツでは週末、電車に乗って町に行き余暇を楽しんでいる。「ジェラート」を持って歩く街の人の姿をみて決めたそうです。

お店をする=人が集まる 集まれる場所がつくることは、賑わい作りのきっかけになるんだ!ということに気づかされました。

スイーツタウンを実現してまちの課題を解決したい

清都さんの夢は、戸出駅周辺をスイーツタウンにするというステキな夢!

お目当てのスイーツを食べに、公共交通を使って訪れるプランは町が抱える「公共交通」のひとつ 城端・氷見線 の課題を解決するための策の一つにもつながっているのです。

車社会が当たり前になった現在、それまで活躍してくれた電車やバスを利用する人が少なくなって。 その事が減便や廃線の対象になり今必要な人、これから必要である人の行動を制限してしまうことになるのです。

まちの人が利用してこそ活きる公共交通

清都さんの言葉で印象深いのは、「欧州との考え方の違い」でした。日本では道路は「公共サービス」、公共交通は「民間企業」の責任という考えがあるが、欧州では道路も公共交通も公共サービスとして考えられる。道路だけでなく公共交通の問題も一緒に課題解決に取り組んでいる。

生活に密着しつつ、公共交通の課題も解決する策をまちの人みんなで考え・実行する。自分たちのまちの課題を解決するのは誰かではなく、住んでる自分たちだという意識がこれまでの私には無かったことに気づかされました。

将来は高齢者が歩ける距離800ⅿ先に心のよりどころを作ろう

会社員人生の私。自分のお店を持つことや、まちづくりに関することに興味は無かった。清都さんのお話を聞いて自分のこれからの人生を考えてみた。人が集まれる場所を作ることは、小さいなりにも人も地域も元気になるよなーって。 そんなコミュニティーがあちこちで出来れば、お互いさまのパワーで活きやすくなるのかもしれないと。 今出来ることをやってみたいと思った。地元のまちづくりのセミナーに参加したり、団地の一室をコミュニティスペースにリノベーションした「ひのさと団地」を見学してみようと思う!

そして70歳になった時は、おせっかいyoneおばちゃんのばーちゃん専門喫茶店を作って安心して暮らせるまちづくりのお手つだいが出来たらと思う