秒でファンになったホテルニューオータニ30年接客のプロ 菊川賢太郎さん

菊川賢太郎さんのセミナーを受講して

実際に会ってみたい!と思った人

2022年4月3日(日) 8:00~9:30 富山朝活

プロの現役接客人が教える!あなたの絶対的ファンをつくる3つの法則を需要して

おもしろいおじさん!そんなこと言ったら失礼!? 

でもきっと菊川さんなら「一緒にのってくれるだろうな!」そう思わせる今回のセミナー講師は、「ホテルニューオータニ」で30年間の接客経験を持つ接客のプロ菊川賢太郎さん。

セミナーでは、菊川さんが体験した実際の接客で「困ったこと」「本当は嫌だった」ことなどを話してくださいました。

「コワモテ」の菊川さんにも「怖いひと」っていたんですねー

苦手なタイプはどこの世界にも居る

従業員にしろ、お客様にしろみんなが毎日「ハッピー」ではない。

怒っているひと、悲しいひとも当然いる。どうしても苦手なひとも・・・

「菊川さん会うことが楽しみ」そう言って、お越しになるお客様が段々と増えていったとか。

どうやってファンを増やしていったんだろう

「ついていけません」と会社で言われた私。菊川さんとの違いは「寄り添い方」

いやいや、むしろ「私がついていけません」と言いたかったー(笑)と、いまさら言っても仕方ない!つい1ケ月前の私の出来事。

職場でのいろんなことが重なり、人付き合いに疲れていた私。「仕事をやり遂げること」と、「その人の為に仕事をする」ことはどうやら違うらしい!

自分では一生懸命やっているつもりだけど・・・確かに、人よりも細かいことは認めるとしても間違いを正したり期日を守るためにスピードを求めるのは当然だと思っていました。

どうやら私の進め方に「不満」があったらしい・・何が不満だったのかは正直わからないが、一から十までやり方を説明し期日までガチガチにスケジュール化していたのが「窮屈」で気に入らなかったのか???

同じ従業員からも慕われる菊川さんとの違いって何だろう。

余計なものを与えない これも寄り添い方のひとつ

①まずは、相手へ「寄り添う」。相手の気持ちにただ乗っかってみればよい。

お叱りを受けているときは、お客様の気持ちに同情して一緒に怒り、相槌をうってお客様の想いも受け取る。

相手の波に一緒に乗って同じ温度感でいることがまず重要。

②そして、何もかもを与えず求められたこと、相手に必要な事だけを与えるということ。

菊川さんの講和の中で大きな気付きはこの2つ。

過去の経験から、仕上がりを遅らせたくない私は「この通りに進めてください」と「作業工程とスケジュール」を作り上げさらに途中の確認も行うようにした。この通りに進めれば絶対大丈夫と自信をもっていたが、

なんと!「ついていけません」と返答。さらには私は担当を外すまでに追いやられる結果になった。

きっと、彼らは「自分で出来ます」と言いたかったのかもしれないな・・・

相手が望んでいること、求めていることを探る

相手の波に乗り、何を望んでいるかを感じ取る。

そして、「望まれたこと」に対して「出来ること」を与える。

どちらかというとこれまでは、あれも・これもと自分が大切・必要だと思ったこと「全部」を渡してきた。言っておかないと(伝えておかないと)あとで相手が困ると思ったから!

でもそれは「自分基準」なのであって、相手の基準では無いということ。

ある意味、相手が「わかっていないとマズイ」とが気が付くまで「待つ」というのも「アリ」なんだという発見もあった。

ほどよい距離感を保つコミュニケーション

「目の前にいる方に合わせたコミュニケーション」が菊川さんのように出来るよう、

相手の波にまずのり、望まれたことだけをまず提供し程よいコミュニケーションをとって行こうと思います。