怒られるって幸せなことかもしれない。

タイトルを見直し

今日は偉大な先輩の勇退日でした。30年以上に渡り、会社を支えた一人の役員が卒業⁽退職)しました。

ワタシの産まれる前からあった、今勤めている会社。

役員の方が入社した時の店舗は従業員一人。そう、たったひとりで店舗を運営していたそうです。接客も品出しも、お掃除も経営計画も自分で勉強し、実践。もちろんクレーム対応も自分ひとり。店舗も6店舗程だったとか。

ここには書けないいろんな出来事があったらしい(笑)

紆余曲折、先人たちの奮闘で今がある。。。

当たり前だけど、いつかはみんな卒業していく。

「もう自分たちで考えて、行動しなさい」「考える力」「決める力」「行動する力」を最近よく言っていたなー。これだったんだなーと今になって気が付く。

「ワタシ、まだ御祝儀貰っていないし!元気だから、働いたらいいのにー!!」ってフワちゃん風に言ってみたところ、

「いつまでも僕たちがいたら、遠慮するでしょ?みんなが頼ってしまう。それは良くないこと!」そうキッパリいわれました。

怒られるはあまりなかったけれど、慰めてくれることもないのかーと思う。

「あいつがー・・・」とか、「あんなこというんですよー」とか、よくケンカしたあと悔しくて泣いてた私を

「それはね・・・って」なだめてもらいました(笑)

明日から会社に来ることはないんです・・・

そんな役員の背中を見て、勤めてきた先輩達が意志を受け継ぎ先頭に立っていく。

その先輩達も今日は涙の日。その姿をみたら、何とも・・・

表だっては言わないけれど、

役員から任命された「職務」、覚悟をもって引き受けたんだなと。先輩達にとって相談する人がまたひとり居なくなる。

自分に何が出来るか?  今でできることを精一杯やり遂げよう!そう思う一日でした。